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メルマガをご購読いただきありがとうございます!
キャッシュフロー認定講師の渡辺です。
さて、前回のメルマガで新型コロナ関連融資についてお伝えをしました。
ポストコロナ時代を企業が生き抜くためには
これまで以上に取引先、金融機関と良好な信頼関係を築く必要が
増していると感じています。
既に始まっている融資の返済ですが、日本政策金融公庫によると、
昨年末時点で取引先の6割近くでゼロゼロ融資の元本返済が始まっており、
東京商工リサーチの4月の調査では、
中小企業の3分の1が「過剰債務」(=借金が大きすぎる)
と感じている、と回答しています。
政府は金融機関に対し、こうした企業にも積極的に
対応するよう要請していますが、
金融機関からすれば、どこも不良債権は抱えたくはないでしょう。
実際帝国データバンクによると、3月のコロナ関連倒産は
初めて200件を超え、221件となりました。
4月、5月も対前年の倒産件数が増加傾向にあります。
返済が苦しくなった企業が追加融資を断られるケースや、
信用保証協会が代位弁済するケースも増えているようです。
ウクライナ情勢や急激な円安によって仕入れ原価が高騰していることもあり、
今後は取引先銀行と情報を共有して関係性を強化していくことが益々欠かせなくなってきます。
そこでポイントになってくるのが銀行格付けです。
これは、銀行が企業に対して融資姿勢や金利、
担保の有無などを決定する根拠としているものです。
前回のメルマガで新しいセミナーの予告をさせていただきましたが、
この新セミナーは銀行格付けの仕組みや格付けのランクを上げる方法について
お伝えする内容となっています。
取引先の銀行とより強い信頼関係を築きたいという
経営者向けのセミナーです。
今後の経営のお役に立てる内容となっておりますので
是非ご参加ください!